吐き出したい。

管理人のなちゅきと申します。こちらのブログは私が日々思うこと、考えること、また批判や愚痴などの見苦しいものまで書いていくブログです。一般公開にしていますので、見たい人だけが見ることをおすすめします。

耳を傾けるということ

何故40代~の大人には話を聞かない人が多いのか?

これは私の小さい頃からの疑問です。

 

私の父もそうなのですが、自分の話は散々聞かせるくせにこちらに有無を言わせない感じで、年齢の差で圧をかけてゴリ押ししてくるような人が多い気がします。

 

小学校の時、「話し合いをする時は話している人の話をちゃんと聞いて、話が終わってから発言・質問する」と私は習いました。というか、絶対人生で一度はみんな言われることなのではないですか?

 

ところがどうでしょう、そんなことも構わず部下の発言に被せるように文句を言う上司や、誰かが話しているのに野次を飛ばしたり別の質問を投げかけたりする政治家はうじゃうじゃいます。みんな話し合いの基本を忘れてしまったのか?と度々思うのですが、それを私が言って何か変わるわけもなく。

 

これらの話を聞かない人、特に40代~の大人に多いです。そう思った根拠として、あるオペレーターをしている友人の話を載せておきます。

「故障で電話をしてきたのを聞いていても、若い人(学生〜30代)と所謂おじさん・おばさんとの間で差をすごく感じる。若い人がどこをどうすればいいのかを冷静に聞いてくるのに対し、おじさん・おばさんはとにかく『返金しろ』『どうしてくれるんだ』の繰り返しで、こちらが何か償いをしてくることしか求めてない。おまけに話は聞いてくれないし、完全にこちらが折れるのを待っている状態。客と売り手という関係上、『故障・不具合以外でのご連絡は受け付けておりません』とも言えず…」

 

私も人と話すお仕事させて頂いているので、この話にすごく共感しました。確かに穏やかな方もいらっしゃいますが、「もしも」という時や何かあった時、パニックに陥り易く怒鳴りがちで捲したてるのは40代~の大人に多いと思います。

 

 

では、冒頭にもあった疑問:何故40代~の大人にはそんな人が多いのか。

その答えは、自分が40代にならないとわからないのかな、と思います。

実際に40代になってみて、若い頃との心境の変化や生活の変化を分析して、こういう理由からああなってしまうのかもしれない、と、曖昧でもなんとなくでもいいから答えが出ればいいなと思ってます。

もちろん、自分が40代になる前に気づくことが出来たらそれに越したことはないですね。

 

「他人の話をきちんと聞く」、これは全世界の全世代の人に課せられた義務だと思います。やはりその義務はちゃんと果たすべきで、誰も免れることはできません。若い人、つまり若い頃には出来るのです。成長して年を取ってから出来なくなるのも変な話。それはもはや退化してると言ってもいい。年ばかりとった中身が赤ちゃんの大人にはなりたくないものです。

 

他人の話がきちんと聞ける人がもっと増えれば、争いごとはもっと少なくなると思います。日々の平和には「聞くこと」が必要不可欠です。

 

どうか皆さんも、誰かと争いごとが起きそうになったら、一度冷静になって話を聞いてみてください。客観的に状況を見つめ直して、相手の気持ちを理解し易くなるはずです。